330を掻き鳴らす誌織サキヲをメインボーカルに活躍する横浜出身5人組ロックバンド「侘寂」がワンマンライブを行う。研ぎ澄まされたギターロックと揺るぎないアティチュードが融合したバンドサウンドの中に、詩織サキヲの切なくも艶やかな声で放たれるワードが、心の内面をえぐるような切れ味をみせ、男女問わずリスナーの感情へと訴えかける。
バンド名は日本の美意識『侘び、寂び』を捩り、世界発信を意識して名付けられ、海外のROCKの大胆で華やかなPASSIONと、J-POPの精巧さ、日本人らしい細やかな作り込みと情緒で「日本人にしか出来ない新しい上質なロックミュージック。」を目指している。
渋谷Lamamaでのワンマンライブを直前に控える、誌織サキヲにインタビューを行った。
Q. premium rock musicやJapanese newest hit makersとバンドの表記の前に良く書かれてますが、それに込められた思いや意味はあるんですか?
A. そのままの意味です。逆に...上質な音楽ってどういうものだと思います? 私はいま日本で溢れている音楽にあまり興味がなく、日本におけるロックってのが良く分からないんですよね。そんな流行りには入りたくないし、 時代を率いるナンバーじゃなくても、ハートがブルブル震えて、最高な気分になるホンモノのロックで熱くなりたいんです。そんなロックで一緒に踊りたいんだ。 日本独自な音楽なのかも知れないんだけど、ぐっとくるホンモノの音を大半の人が知らないんじゃないかなぁ!っ思っちゃう。だから、私達が教えてあげなくちゃねって(笑)
Q. 音源はとてもポップでキャッチーなのに、ライブは爆音ですが、その辺りは何か考えがあるんですか?
A. 音源は、結構考えて作ってます。基盤となるものみたいな。 ライブは、それを軸にどこまでぶっ飛べるか(笑)どれだけデッカく鳴らせるか?(笑)大きな音ってある種、魂の現れだと思うんですよね。それに、ロックバンドが演奏するのに、音が小さいってダサいじゃん! 単純な音量の話じゃないんだけどね。音の大小は難しいからさ。まあ、バンドも日々進化しているし、せっかく足を運んでくれた人が目の前に居たら、その瞬間の最高を届けたいってなっちゃうでしょ?すると、爆発していっちゃうよね。 気持ちに素直なだけ、だから、特に考えは無いよ(笑)
Q. サキヲさん個人の話も結成当時はスタンディングボーカルでしたが、ハンドマイクスタイルやアコギを弾いたり、リッケンバッカーを弾いたりと変化、 独りで弾き語りを始めたりと進化が目まぐるしかったのですが、何か自分の中での変化があってのことですか?
A. 私は良くも悪くも影響を受けやすいタイプで、思い付いたらすぐやりたいの。気持ちの変化も毎日あるし、向上心が止まない。止めどなくあるから。 バンドが色んな挑戦をしていく上で、私のスタイルが変わるのは自然なことだったかな。 でもアコギでのひとりの弾き語りはGt.のカルミに突然言われて、渋々始めた感じ。だから最初は嫌だったよね(笑)今は自分を表現できるものが増えて嬉しく思ってるけど。イイ感じにカッコイイ音が出るといい気分にもなるしね。今は感謝してる。
Q. それに伴い、声や歌い方も変わって来てる印象があるんですが、ご本人は実感はあるんですか?
A. 勿論、あるよ。最近もまた色々試してて。とにかく、私がでっかい声で歌えないと楽器陣の爆音に勝てないからね!(笑)そこはオンナだからなんて言わせないよ。バンドが世界を狙いにいくならば、私が世界に通用するボーカルにならなきゃだしね。
Q. Rickenbacker330をご愛用ですが、選んだ理由は?
A. 先ずはルックス。最初はギターのカルミが真っ赤な330を弾いてて、見た目の可愛らしさに見惚れました。 音は最初はよく分からなかったんだけど、たまに違うギターを弾いてみると、違和感しかない。今は330の音以外はアタシの音はじゃないなあって思ってます。 濃紺のmidnightblueの色も気に入ってます。
Q. バンドにはサキヲさんの他にもう1人ソングライターがいらっしゃいますが、歌う上でカルミさんの楽曲とご自身の楽曲では異なる事はあるんですか?
A. 私の曲とカルミの曲って、当たり前だけど、全然違うんだよね。だから特に意識して変えてるとこはないんだけど、カルミの曲は言葉の一つ一つにパンチがあって、 全体的に説得力があるから、その歌詞を溢さずに伝えようとは思うけど、正直、歌ってる時はどっちが書いた曲とかの意識はない。 どっちが書いても私が歌えば侘寂の曲だしね。誰が書いたか?より、誰にひびいたか?の方が重要だしね。
Q. 髪型やメイク、ファッションなども変化していると思うのですが、こだわりとかあるんですか?
A. まるで無い(笑)自分がロッキンだなと思えて良ければ何でもイイんだ。カッコいいと思われたいよりも、カッコいいと思っていたい感じが強いです。
Q. 今現在サキヲさんの野望はありますか?
A. 沢山の人の前で歌いたい。色んな意味でデッカいところに行きたいね。それで、1人でも多くの人に侘寂のナンバーを届けたい。 その為にはまずは日本中を周る全国ツアーかな。まずはね。野望とか夢とか未来の話をし出したら終わりがないよ。
Q. ありがとうございました。今後の活躍に期待しております。
NEXT LIVE
3月10日(金)ワンマンライブ
3rd anniversary!!!!! 侘寂~wasabi~ presents
『Lookin' for 自由!!~we are wsbiiiiist!~』
OPEN 18:00 / START 19:00
前売り \2,500- / 当日 \2,800-(別途Drink代)
[INFO]
渋谷La.mama(Tel : 03-3464-0801)
[TICKET INFO]
ローソンチケット Lコード[75427]
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